フリクションボールノックゾーンは、ボールペンなのに書いた文字を鉛筆を消すかのようにして見えなくすることが出来る製品です。製品に付属しているイレーザーを用いることで、書いた線を消すことができます。ゲルインキボールペンであるフリクションボールノックゾーンは、これまでのフリクションシリーズのボールペンとは大きく異なる特徴があります。それは従来のものよりも、濃い筆跡で書くことができることです。
消せるため便利なフリクションですが、それまでの製品にはインクの色が薄いという特徴がありました。インク色の薄さが気になる人の場合、消せる便利さを活用したいので使いたいと思っても発色が今一つであるため泣く泣く諦めた人もいたようです。その点、濃い筆跡で書けるフリクションボールノックゾーンならば書いた文字も読みやすいでしょう。またインクの容量が増えたのもこの製品と従来の製品との違いです。
消せるのがこのフリクションボールノックゾーンの良い点ですが、うっかり消したくないときに消えてしまう可能性もあることは知っておきたいところです。例えば真夏の自動車の中は、かなりの高温になることもあります。そのような車内に置いておいただけでも気づいたら消えていたということもゼロではありません。しかし冷凍庫に一晩以上入れておくと、フリクションボールノックゾーンで書いた文字が再び読めるようになることがありますので、誤って消えてしまったときには試してみると良いでしょう。
Leave a Reply