フリクションの便利な特徴

鉛筆のように消せるボールペンとして知られるフリクションは、デザインや色の豊富なラインナップがあります。書き間違えてしまっても何度も書き直すことができるのは、普段からメモやノートを取るためにボールペンを使っている人にとって便利です。ただしフリクションには、熱に弱いという特徴もある点には注意しておく必要があるでしょう。例えばコピー機の熱や、夏場の直射日光などによっても書いた文字が消えてしまう怖れがあります。

そのため、消えてしまっては困る重要書類などに用いることはできません。フリクションペンで書いた線が消える理由には、特殊なインクを使っていることがありました。これは温度の変化によって、色が透明になるという特徴を持つインクだからです。熱によって消すことができるため、本体に付属しているゴムで擦ると摩擦熱によってインクの色は透明になります。

ゴムで描線が消せるとしても、鉛筆を消しゴムで擦る時のように消しカスが大量に出るとしたら困るという人は多いかもしれません。しかしフリクションに付属しているゴムは擦っても一般的な消しゴムのようにカスが出ることはないので安心です。またフリクションは、消した上に繰り返し書くこともできます。従来のボールペンの描線を修正液で消して、その上に書き入れることを繰り返した場合、次第の修正した部分が盛り上がってしまうことがあります。

しかしこの消せるボールペンなら、修正液を載せて消すような仕組みではないので問題ありません。

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